この記事は筆者noteの記事を追記編集したものです。
はじめに
2021年4月の緊急事態宣言では、飲食店に限らず、劇場などにも休業要請が出されました。
それに対し、一部の劇場が反対意見を出すなど反響が広まっています。
それについて「娯楽は必要だよ」という話をしていきたいと思います。
データを見る
そもそもデータを見ると映画館や劇場が感染源になっている根拠は皆無です。
(無論飲食店や外食も)
引用元
娯楽は必要
娯楽が社会生活の維持に必要な根拠はただ一つ、それは日本国憲法で保障されているからだ。
全ての日本人には健康で文化的な最低限度の生活を営む権利がある。「健康」なだけではない。
ただただ三食、おいしくて栄養バランスが取れたご飯を食べても、1日は24時間もある。暇だ。
一日中ゲームをしても「ゲームは1日1時間」と言ってくる県さえある。
人類の歴史は娯楽とともにある
6000年以上前に生まれたという世界最古のボードゲーム、マンカラは種まきが由来だと言われている。
麻雀も中国の長い歴史の中で構築されてきたもので紀元前に孔子によって考案されたという説もある。
人類の文明の発展により少しずつ余暇が生まれその時間をより幸福に過ごすために多くの文化が生まれた。
それを「不要不急」「社会生活の維持に必要」などと言う言葉で区別することは悠久の時の中で先人たちが育んできた人類の歴史と英知を冒涜する行為である。
文化を失えば人類は猿同然である。所詮人類は考える葦でしかないのだ。
最後に
経済力が落ちた日本に残された最大の強みは歌舞伎、落語、アニメ、ゲームというカルチャーである。
G7加盟国の中で最も高い人口密度を持ち、人と人のソーシャルなディスタンスとは最も程遠かったこの国には人と人が面と向かってコミュニケーションをとる文化活動が数多く存在する。
この先の日本がどうなるか見極めたい。
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