はじめに
画像出典:アプリ開発ラボマガジン「【無料公開&ダウンロード】新型コロナウィルスの3Dモデルデータ~WebARでも確認可能~」
『株式会社バイタリフィにて3Dモデル作成』
こちらの3Dモデルをご覧ください。
これは世界で今猛威を振るっている新型コロナウイルスの3Dモデルです。
なかなか言語化しづらいですが、突起物が多く、不気味なシルエットで、この画像を見るだけでも「予防がんばろう」となるかもしれません。
「概念を可視化」するゲームの力
この3Dモデルは日本にいる Unity スペシャリストとベトナムスタジオ側の Unity エンジニア、 3D デザイナーの体制で、企画段階からデザイン、リリースまで一貫して対応するUnity専門スタジオ、UDL様が作成、無料公開しているものです。
実際にCDCが公開している画像を参考に制作されたものであり、本物と近いのではないでしょうか。
報道、教育、啓発活動、医療活動のためには無料で利用が可能です。
予防啓発などに必要なのはやはりポスターなどのインパクトです。報道でイメージ画像が出ても手書きのイラストなどではそこまで危機感がわきません。
しかし、ただ「漠然とイメージしやすくなる」だけが利点なのでしょうか。
可視化、具体化がさらなる利用法を生む
この記事は「3Dプリントしたウイルス」を用いてがんの治療に有効なウイルスを見つけようというプロジェクトです。
ウイルスなどのたくさんの原子が集まってできた化合物はその性質が形状として具現化します。
つまり3Dモデルによってウイルスを具現化することでウイルスの特性がわかり、ワクチンの開発や予防方法の発見に役立つかもしれないということです。
可視化、具体化というものが多くの利用方法を生んでいます。ゲームの世界で発展した3Dを具現化する力と、工学の世界で発展した3Dプリンター、NC工作機械などの技術が社会の発展と人類の幸福につながらんことを。
まとめ
まとめです。
・ゲームの3Dモデリングの技術は感染症予防にも使えるかも?
次もみんなでレベルアップ!
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